中国観光研究院はこのほど、「中国国内観光発展年間報告書(2022-23年)」(以下「報告書」)を発表した。報告書によると、今年第1-3四半期の国内観光客数は前年同期比5億9500万人減(22.1%減)の20億9400万人で、国内観光収入(国内観光総消費)は6500億元減(27.2%減)の1兆7200億元だった。第4四半期の国内観光客数は6億8500万人に、国内観光収入は6300億元にのぼる見込みだ。
報告書は、今年の元旦、春節、清明節、メーデー、端午節、中秋節、国慶節などの祝祭日の国内観光客数と観光収入が前年比である程度減少するとの見方を示した。各地の文化・観光部門は常態化防疫要求を厳守し、観光客の理性的で安全でマナーを守る観光を促し、祝祭日の観光市場の運行の安定と秩序を保障した。祝祭日の観光は通年で、安定的にスタートを切り、低水準で推移し、緩やかに回復する流れを示している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年12月19日