グローバル企業経営者の訪中ブーム ②「デカップリング」が再び痛烈に否定

中国網日本語版  |  2023-06-02

グローバル企業経営者の訪中ブーム ②「デカップリング」が再び痛烈に否定。

タグ:グローバル企業経営者 訪中

発信時間:2023-06-02 14:23:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 実際に中国と「デカップリング」できないと強調するグローバル企業の重役が増えている。

 JPモルガン・チェースのダイモンCEOは31日、ブルームバーグに対して、「中米の政治状況の良し悪しに関わらず当社は中国で事業展開する。西側と中国がデカップリングすることはない」と述べた。独週刊誌「フォークス」の31日の報道によると、フォルクスワーゲン(VW)元CEOのヘルベルト・ディース氏は第2ドイツテレビの番組で、「技術的に中国は世界にとって極めて重要だ。欧州は中国との貿易が必要で、双方はデカップリングできない」と述べた。中国問題専門家のフェリックス・リー氏は、「中国はかつてVWに依存していたが、今日はVWが中国に依存している」と述べた。

 31日付豪紙「オーストラリアン・ファイナンシャル・レヴュー」の報道によると、ゼネラル・モーターズのメアリー・バーラCEOは、「中国は依然として当社の重要な市場だ。引き続き現地のパートナーと共にクリーンエネルギー車を開発することに期待している」と述べた。報道によると、バーラ氏はこのほど訪中したマスク氏やアップルのティム・クックCEOなどの経営者と同じく、中国とのつながりを保つ重要性を強調した。これらの発言は、米国を含む一部の西側政府による中国との「デカップリング」の取り組みと逆行している。

 仏ラジオ・フランス・アンテルナショナルの31日の報道によると、EU議長国であるスウェーデンのクリステション首相は30日にストックホルム中国フォーラムに出席し、「中国との関係は開放的かつ多層的で誠意あるものであるべきだ。我々は中国の発展の妨害を望んでいない。むしろ我々の優れた企業も中国市場で成長・発展することを願っている。我々の対話は定期的で建設的だ。これはより広範なデカップリングが実現可能な選択肢ではなく、我々の利益にまったく合致しないことを意味している。長期的に見ると、共通する基準、公平な競争の環境、共有する技術は、分断された世界よりも我々にとって有利だ」と発言した。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年6月2日

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