税関総署がウェブサイトで発表した情報によると、越境EC小売輸入税の電子納付機能が1日、リリースされた。この機能は現在、寧波、福州、広州、黄埔、重慶、成都などの税関で試験的に導入されている。
説明によると、今回の越境EC小売輸入税の電子納付機能は、既存の税関次世代電子納税システムに基づき新たに追加された機能だ。同機能は越境EC企業の従来の納税モデルの時間的・空間的な規制を打破し、企業の通関をより便利にした。
同機能のリリース後、企業の1件の電子納税にかかる時間が約30秒のみとなる。紙の証憑の印刷と配布、納税科目の一つずつの照合といった手作業を省略。全体のフローが従来より2、3営業日短縮される。また企業ユーザーは電子納税機能により保証金、申告遅滞金、滞納金などを納付できる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年6月6日