交通運輸部と上海市人民政府が共催する北外灘国際水運フォーラム2023が、9月22-24日にかけて上海市で開かれる。
全国の水路貨物輸送量が総合交通運輸体制に占める割合は現在16.9%で、貨物輸送トンキロは53.5%。海運は中国の対外貿易輸送量の約95%を担い、食糧やエネルギー資源などの物資の輸入や、国際・国内物流サプライチェーンの安全・安定・円滑において重要な力を発揮している。
交通運輸部水運局の二級巡視員である高海雲氏によると、中国はすでに100以上の国及び地域と航路で繋がっており、その航路は「一帯一路」沿線のすべての沿岸国及び地域をカバーしている。サービスネットワークが持続的に最適化され、海運の接続度で世界をリードしている。中国の船主が保有する船舶の総トン数は2億4920万トンにのぼり、ギリシャを抜き総トン数で世界最大の船主国になった。同時に内陸河川の貨物輸送量は長年連続で世界一を維持しており、内陸河川通航距離も世界一。長江本流は長年連続で世界の内陸河川のうち輸送が最も繁忙で、輸送量が最大の黄金水路になっている。固定資産投資が大きな規模を保ち、安定成長と内需拡大に力強い支えを提供している。スマート化発展について、中国は現在までに自動化コンテナ埠頭を16カ所完成させており、10数カ所が建設中だ。建設済み及び建設中の規模でいずれも世界一だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年9月13日