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魚の常食、高齢者の記憶力維持に効果
発信時間: 2007-11-23 | チャイナネット

高齢者は魚を多く摂取すると記憶力が衰えないという最新の研究結果が発表された。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

22日付ロイター報道によると、この研究はノルウェーで行われ、「米国臨床栄養学雑誌」に発表された。研究スタッフが70歳から74歳までの高齢者2031人に対してテストを行ったところ、魚を常食するグループは、記憶力、視覚化力、運動技能、注意力、方向感覚、言語の流暢さの各項目で、魚を常食しないグループより優秀だった。

研究チーム主任のデビッド・A・スミス博士は、「6項目の認知テストでは、魚を常食する高齢者がより素晴らしい結果を出した。毎日魚を80グラム以上摂取すれば、さらに良い効果が得られる」と語った。

スミス博士はさらに、「研究チームは今後も研究を続け、魚に含まれるどの成分が有効なのかを突き止めたい。すでによく知られているオメガ3脂肪酸以外にも有効成分が存在する可能性が高い」と続けた。

「人民網日本語版」2007年11月23日

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