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オリンピックの大舞台、文化の博覧会
――世界を感動させた中国の文化
発信時間: 2008-08-26 | チャイナネット

オリンピックはスポーツ競技の舞台であり、文化交流のプラットフォームでもある。悠久な文明を持つ中国にとって、オリンピックという窓口を通して広大かつ奥深い中国文化を提示し、世界にそれを伝え、よりよく知ってもらい、さらにはそれが世界に融け込むことを期待することはこの北京五輪開催の重要な目的の1つでもある…

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開幕式――世界を震撼させた中国の文化

 

 

  2008人が缶を叩くことによるカウントダウン、29の花火からなる足跡、星のようにきらきら光る五つの輪、千年の歴史をもつ古琴(七弦琴)の演奏、「孔子の教え子3千人」による詠唱、波のようにうねる活版、「数千メートルの高い所から勢いよく流れ落ちる滝、天から流れてくる銀河のごとし(―李白の詩)」の壮大な場面、2008人の太極拳選手による実演、32の華表(宮殿の前に立てられた石柱)の上の楽台、民族の服をまとって歌ったり踊ったりする中国の56の民族の人たちのパフォーマンス……雄大な勢い、精緻で美しいパフォーマンス、長い歴史に色取られた文化には、人の心をゆさぶらないものはない…

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北京五輪メーン報道センターに見られる中国文化

 

 

 

  シドニー五輪とトリノ冬季オリンピックを取材したことのあるスチュアート・ウォーレスさんはオーストラリア第7チャンネルの記者である。彼は、国際放送センターとメーン報道センターの施設は非常にすばらしいと語り、「メーン報道センターは濃厚な東方の色彩を持っていることに気づいた。これまでの数回のオリンピックにもこのような前例があったとはいえ、中国の文化は実に人々を夢中にさせるものがある」と語っている…

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選手村に見られる中国文化

 

  中国文化の美しさは「選手村」のいたるところで目にすることができる。団地の入口のドアの上に「国家オリンピック村」という金色の文字で書かれた赤い額がかかっており、その上には青銅のような中国風の彫刻の模様が施されている。スポーツ選手のマンションのメーン色は「北京の灰色」であり、1階には原木でつくられた塀がある。木製のベンチ、くり毛色の中国風のちょうちんのぶら下がった柱および竜の紋様を施した石の腰掛が青々とした芝生の中にあしらわれ、精緻で美しいが複雑なものではない。スイレン、ハスの花とアシの生えた池は静かな雰囲気をかもし出し、赤色の木の柱とガラスからなる亭は古風の素朴さと現代の美しさを兼ね備えている…

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観光で味わう中国文化

 

 中国のグルメを味わうことは多くの外国人観光客の願いの1つである。北京五輪の期間、全聚徳ダック店では顧客の多いことは悩みとなり、ダックの細切りでつくった「鳥の巣」(メーンスタジアムのイメージ)、 ブタ肉の皮でつくったゼリー、アヒルの舌で作った「水立方」(国家水泳館のイメージ)はいつも品切れとなった…

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中国文化の真髄を集めた展示会

 

 故宮博物院では「博物院収蔵書画逸品展」、「博物院収蔵陶磁器逸品展」と「博物院収蔵文化財逸品展」などの十大文化財展が催された。「博物院収蔵書画逸品展」は3年9期に分かれて、晋、唐、宋、元から明、清に至るまでの各時代の書画芸術を提示している。北京五輪の開幕前、中国文化に精通しているタイのマハチャクリ・シリンドン王女は故宮の武英殿で催されたこの展示を見学し、その中の絵画の名品の『韓煕載夜宴図』、『歩輦図』などは、王女に見学にふけって帰ることさえ忘れさせるものであった …

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北京の人と触れ合って知る中国文化

 

 北京市全体では、ボランティア、サービス員であろうと、一般の市民であろうと、人々の精神状態は中国の伝統文化と互いに補完し合うものとなり、濃厚な文化的な深みを見せるものであった。イギリス『ガーディアン』紙のウェブサイトは北京五輪を報道するため、わざわざ『北京の人々』という面白いコラムを開設し、北京駐在のイギリス人記者たちに北京での見聞を語らせている…

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「チャイナネット」2008年8月26日

 

 

 

 
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