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世界で最もはっきりした月の3D地形図
発信時間: 2009-09-29 | チャイナネット

初回の月探査に基づいて作成された月全体の3D地形図が28日、専門家の審査をパスした。この地形図の精度は、世界の同類の地形図の中で最高とされている。

専門家によると、この地形図は月全体をカバーしており、平面や高度の解像度、データの精度とも最高で、今後の月表面の地形の特徴や法則と成因の研究、月の構造や区域分布の科学的な整理を促進し、月の地質やその発展の歴史の認識を深め、続く月探査の目標設定や有効的な荷重や配置、要となる技術のニーズやプロジェクトの保障条件などに重要な基礎を固めたという。

この画像は、2007年10月24日に打ち上げられた中国初の月探査衛星「嫦娥一号」に搭載されているCCD立体カメラが捕らえたもので、85秒間に同一物体の上、正面、後の3つのアングルから撮影している。

 

「チャイナネット」 2009年9月29日

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