外国人向けの中国語会話レベル検定が始動

タグ: 外国人,中国語の会話レベル検定

発信時間: 2010-04-27 14:09:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国語の会話レベル検定についての会議が26日に天津市で行われ、中国語会話レベル検定(HKC)の検定委員会の成立と、8省(区と市)が中国語会話レベル検定の最初のモデル地区になったことが発表された。

天津市言語文字育成試験センターが研究、開発した中国語会話レベル検定は、中国語が母国語でない人たちを対象にした、中国語会話のレベルをテストする標準的で参照になる試験で、テストの方法は人と機械による対話形式で行われる。受験者は30分以内に、単語やセンテンスを読み、質問し、その質問に自ら答え、もう一度それを繰り返し、自分の言葉に置き換えて話し、説明するという7つの課題をこなさなければならない。結果は初級、中級、高級の9段階に分けられる。

最初のモデル地区に決まったのは、北京市、天津市、上海市、江蘇省、山東省、福建省、広西チワン族自治区、重慶市の8つの省(区、市)と武漢市で、この地区に住む受験者は、年内に行われる試験に参加でき、中国国家言語文字作業委員会が出す中国語会話レベル検定の証明書を受け取ることができる。

中国国家言語文字作業委員会の王登峰副主任は「言語と文字は交流のツールだけでなく、文化を伝える手段だ。中国は今、力を入れて中国語の言語と文字の応用能力の立体検定システムを築いているところで、標準語レベル検定や漢字応用レベル検定、中国語会話レベル検定はすでに行われ、今後は中国語能力検定が登場する」と話し、世界の中国語学習者たちが中国語総合能力検定のシステムを通じて、中国語学習の興味や効率がアップし、さらに豊かで深い中国文化を理解することを望んでいる。

「中国網日本語版」(チャイナネット) 2010年4月27日

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