電子廃棄物を処理する職員。
武漢市・陽邏経済開発区工業団地では29日、電子廃棄物のリサイクルに向けた初のプロジェクト「格林美武漢市電子廃棄物総合利用プロジェクト」が正式に始動した。人民日報が31日に伝えた。
同プロジェクトは、大型電子廃棄物のリサイクルを主としており、処理能力は年3万トンに達する。回収されたテレビ、洗濯機、冷蔵庫、エアコン、パソコン、レーザーディスクなどの電子廃棄物は、分類・解体ラインにより機械的に処理され、処理の過程で廃水や固体廃棄物が排出されることはない。解体で得られた金属粉末は工業原料として販売されるほか、プラスチックはプラスチックの複合材料に再加工される。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年3月31日