次に、時速350キロの車両を独自で開発・製造し、京津都市間鉄道(北京-天津)、武広高速鉄道(武漢-広州)、鄭西高速鉄道(鄭州-西安)に導入した。この段階で、鉄道機関はシステムの革新を行い、車輪・レールのダイナミクス、空力特性制御、車体構造など、高速化を制約するコア技術において飛躍的な進展を遂げた。
最後に、数多くの科学実験と運行の経験をもとに技術革新を行い、時速300キロ以上の新しい高速車両の開発に成功し、京滬高速鉄道に導入した。この段階で、中国の鉄道は流線型の先頭車両、気密強度、ボギー台車、振動モードなどの10のコア技術において飛躍的な進展を遂げた。
問題は自力で解決
CRH380の製造に関わった中国北車長客の牛得田チーフエンジニアによると、欧州が用いている車両技術には、線路が異なるため中国で適さないものもあるという。