宇宙ステーション実験機「天宮1号」とドッキングされた有人宇宙船「神舟10号」の飛行士3人は14日、「天宮1号」のメンテナンスを行った。
3人は14日午前、北京の宇宙飛行管制センターの指令を受け、「天宮1号」の内装材料の交換実験を行った。設置されていた軟質の床材料を硬質のものへ交換したほか、位置固定用の装置も新しいものに交換した。これにより無重力状態にある飛行士はより体を安定させやすくなり、将来の宇宙ステーションのメンテナンスに向け、経験を積むこともできる。
3人の飛行士は今後も多くの実験を行う予定である。
「中国国際放送局 日本語版」より 2013年6月15日