国産の北斗チップの販売量は6500万枚を突破し、北斗は公安、交通、漁業、電力、林業、減災などの分野で広く使用され、スマートシティ建設と社会整備にも奉仕している。
最初に参入し50年以上の経験を持つGPSと比べて、北斗のスタートは遅かったが、わずか数年で産業チェーンを完備し、大衆消費分野で規模を拡大させた。北京を例に挙げると、3万3500台のタクシー、2万1000台の公共バスに北斗が搭載され、北斗が全網羅。また、1500台の物流トラックと1万9000人の配達員が北斗端末やブレスレットを通して物流クラウドプラットフォームにアクセスし、リアルタイム管理を実現している。
北斗は中国で普及しているだけでなく、世界に飛び出している。
今年末に完成予定の北斗3号基本システムは「一帯一路」沿線国にサービスを提供する。2020年には世界一流の北斗3号システムが完成し、世界にサービスを提供し、2035年には北斗を中心とした総合測位ナビゲーション報時体系が完成し、より優れたサービスを世界に提供する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年11月29日