ノートルダム大聖堂の火災に国民が悲しむ 「フランスの一部」

ノートルダム大聖堂の火災に国民が悲しむ 「フランスの一部」。

タグ:ノートルダム大聖堂の火災

発信時間:2019-04-16 14:54:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 パリのノートルダム大聖堂は現実の世界においても文学の世界においても、永遠の価値を有する建築物である。建築史上の傑作であるとともに、ユーゴーの同名作の舞台でもあり、貴重な芸術品が多く残り、計り知れないほど貴重な世界文化遺産と言える。


 しかし、800年以上の歴史を有する大聖堂で4月15日夕方に火災が発生した。炎が大聖堂の2棟の時計塔を包み、尖塔が火の中に崩れ落ちた。この光景は傍観していた人たちに大きなショックを与え、多くの人が涙を流した。


建築物は保存の見込みがあるが、激しく損傷


 ノートルダム大聖堂は1145年に建てられ、過去にひどく損壊し、26年にわたる再建で元どおりになった。フランスのゴシック様式の最高傑作と言える。中央の建物は尖塔アーチ型で、周りの通路に12世紀中葉の美しい彫刻が施され、12世紀と13世紀の彩色ガラスも合わさり、まさに建築史上の名作である。


 火災発生時、大聖堂では修繕作業が行われていた。修繕は昨年始まり、十数年続く予定だった。フランス政府が1億5000万ユーロを出資し、昨年末までに民衆から380万ユーロの資金が集まった。

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