仏シャンボール景観区の責任者であるジャン・ドーソンビル氏は、「各国の文化的差異は客観的に存在するもので、持続的な交流と対話が必要だが、その狙いは異文化の調和と共存だ」と指摘。「フランスは世界の多極化・文化的地位平等の原則・文化の多様性を非常に重視している。中国のアジア文明対話大会開催は極めて重要で、フランスは高い関心を寄せている」と述べた。
米コロンビア大学の歴史学教授であるアームストロング氏は、アジア文明対話大会の開催に大きな期待を寄せ、「参加者は、アジア各国の共有の歴史と根源・アジア文化の多様性・現代アジアが世界経済をけん引する背後にある巨大なエネルギー・人類の共同的繁栄と協力に向けどのように道を模索すべきか、などの議題に注目すべき」と提言した。
ミャンマー戦略国際研究センター会長のKo Ko Hlaing氏は、「今回の対話大会はアジアの異なる文明の間で相互理解を深めるという点で重要な役割を果たし、現在起こっている誤解と誤った情報による多くの国際問題を解決する助けになる。このプラットフォームを通じて、異なる国家間で相互理解と友好を深めることができれば、相互協力も一段と深化できる」と述べた。