・科学技術の全体的な実力が大幅に強化
昨年の全国の科学技術経費は2015年より56.3%増加し、国内総生産(GDP)の2.23%を占め、EUの平均水準を上回った。そのうち基礎研究の割合が大幅に上がり、6%を突破した。発明特許取得件数は世界一。国際科学技術論文数及び国際科学技術論文被引用数はいずれも世界2位。各種総合性指標はほぼ第13次五カ年計画国家科学技術革新計画の任務を完了した。
・革新力の建設に顕著な成果
第13次五カ年計画期間中、中国は第1期国家実験室建設任務を開始し、国家重点実験室体制の再編推進を加速した。科学研究機関、大学・学院・専科学校の科学研究水準と人材育成能力がさらに向上した。一連の国際的な影響力を持つ革新リーディングカンパニーとテック型中小企業が誕生し、企業の技術革新の主体としての地位が絶えず向上した。さまざまなハッカースペース、新型研究開発機関が大量に誕生し、革新と創業が全社会の風潮になった。
中国科学技術協会の万鋼主席は「中国の科学技術力は量の蓄積から質の飛躍に邁進しており、点の突破から系統的能力の向上に邁進している。人類社会はかつてない広さと深みを持つ新たな科学技術革命と産業の変革に直面している。この重要な戦略的チャンスをつかめれば、中国は世界の科学技術革命及び産業の変革の推進者になれる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年10月7日