上海万博日本館は25日、初めてのライトアップが行なわれた。周りの工事現場の暗闇に浮かぶ「紫蚕島」(日本館の愛称)は、奥ゆかしいむらさき色の光を放ち、光の点滅ごとに、違った顔を見せている。展示事業部の花田美香主幹によると、ライトアップのための電源は、日本館を覆う世界初のアモルファスソーラ内蔵のピーロ膜に昼間に蓄えられた電力を利用したものであり、これは日本館のエコ理念の現われでもあるという。
日本館はこれからも、光の明るさや点滅の頻度などを引き続き調整していくことになっている。
「チャイナネット」 2009年12月27日
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