遣唐使船の進水式
日本が上海万博のために復元した遣唐使船の進水式が3月31日、江蘇省の張家港市で行われた。4月の中下旬に日本に運ばれたあとは、5月に遣唐使船が出発した大阪を出港し、遣唐使が通ったルートをたどる。そして上海万博会場への到着は6月11日で、「ジャパンウィーク」のイベントに参加するという。
この遣唐使船は、日本側が設計案、中国側が技術サポートを提供して建造されたもので、かつての遣唐使船のように外側は全て木が使われている。全長33.6メートル、幅9.2メートルの船の上にはいくつかの小さな建物があり、帆、かい、錨、舵なども完備している。