上海市の韓正市長は1月31日の記者会見で「上海万博施設の建設費は厳格に180億元以内に抑え、運営費の総額は106億元の見通しだ。収入は入場券や企業の協賛、特許商品などで、資金投入や用途の全過程の審査結果は社会に公開する」と語った。
上海万博の会場には12カ所の出入り口が設けられ、地下鉄5路線、万博専用バス10路線、バス90路線が会場や周辺地域とつながることになっている。また会期中は1日平均40万人の観光客が上海に宿泊する見込みだが、週末や連休には宿泊施設不足も心配されており、上海は周辺地域への宿泊施設の利用を検討中だ。その他にも団体客を乗せる大型バスの需要に応えるため、役所や事業機関の車両を有料で調達することにしている。
「チャイナネット」 2010年2月1日