上海万博のリハーサルが26日に終了した。日本館も全ての展示を公開し、入館に少なくとも2時間も列に並んで待たなければならないほど人気が高かった。「チャイナネット」は日本館のリハーサルの状況について取材した。
「ほとんどの見学者が全ての展示を見たが、ZONE3にある未来技術を紹介しているショーが一番人気があった」と話すのは日本館の花田美香副館長だ。バイオリンを弾くロボットやパソコンとテレビが一体となった情報化のリビングの壁、臨場感フォトを撮影することができる未来カメラなどは、来場者の大きな関心を集めた。また日本と中国が協力して保護活動に取り組むトキをモチーフにしたミュージカルも、「見学している人たちは子役の歌と踊りに感動したのではないか」と花田副館長は言う。
日本館のリハーサルの最大の問題点は、待ち時間が長すぎることだ。これについて花田副館長は「中国側と協力しながら、列になって待っている時間をできるだけ快適に過ごすことができるよう、夏にはミストで涼を提供したい」と話す。その他にも日本館の一部では予約システムの導入も検討しているという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年4月27日