四川省の余詩墨さんは、「富士山と銀座に行きたい。日本の新幹線を体験してみたい」、同じ高校からの姚星舟さんは、「日本の学生の中国に対する考え、時事に対する関心度を知りたい。日本の高校生の友達を作りたい」と語った。
日本へ行く直前の気持ち
翌日日本に行くことを思い、「高校時代に日本に行けるなんて、全然思わなかったから、すごく楽しみにしています」と福建省の高校生の一人が語った。
「今までは主にテレビのニュースやアニメで日本の情報を得ていました。それは日本の一面に過ぎないのです。今回実際に日本に行くという体験ができることは、とてもいいことだと思います」ともう一人の高校生が語った。
「いくつかの日本語しかわからないから、ちゃんと通じるかな」と興奮しながら、言語のことも心配している高校生もいた。
「ヒョウタン糸」という楽器の伴奏のもと、高校生たちがタイ族の舞踊を披露する様子
道上公使、フレッシュな感覚で日本を見てもらいたい
在中国日本大使館の道上尚史公使が歓送会に出席し、挨拶の言葉を述べた。「高校生が大学に入る前に、一番フレッシュな感覚で日本を見てもらいたい」という願いを語った。
先を争って道上尚史公使と記念写真を撮る中国の高校生たち
高校生たちの訪日後の感想について、道上尚史公使は、「アンケートを書いてもらうことが多いです。ほとんどすべての人が日本に行ってよかった、また日本に行きたいという反応でした。ほかにも『ホームステイで親切にしてもらって、一生の思い出になった』とか、『日本の街はきれいで感心した』とか、『同世代の友達と、学校の話、受験の話やスポーツの話が出来てよかった』とか、とてもいい反応でした」と紹介してくれた。
「チャイナネット」2007年10月23日