中日国交正常化35周年を記念するため、日本人画家馬越陽子さんの油絵の個展が14日から22日にかけて中国美術館で開催されることになった。これは日本人画家が初めて中国の最高の美術展観施設で個展を催すこととなった。
中国美術館の範迪安館長によると、馬越陽子さんの絵画は終始「いのち」をテーマしている。彼女の作品には豊富な人物と自然の景観が描かれている。肖像であろうと、群像であろうと、風景のある人物画であろうと、純粋な風景画や静物画であろうと、命のある存在として描かれ、意味のある形の組み合わせを通じて、作品そのものは一種のシンボルとしての性格を帯び、人間の理想を具現し、人間の運命をも暗示するものである。彼女の作品は、現代社会の現実の中での人間の生命に対する追求と思索を表現したものである。
範迪安館長は、日本人画家が初めて中国美術館で個展を開き、美術界の関係者や観客の好評を博し、中日友好と相互の文化交流に寄与することを期待していると述べた。
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「チャイナネット」2007年11月15日