22日、「明日」をテーマとする中日青少年アニメ・漫画展が開催されるにあたり、中国でもよく知られているマンガ家・里中満智子氏が北京を訪れ、サイン会を行い、中国のファンたちと交流をした。
中国文化との関係について、里中満智子氏は、「日本はマンガ、アニメでは大変発展していると言われていますが、もともと日本は昔から中国の文化、芸術に多く学んで、国を作ってまいりました。1000前の先祖に代わって、今ここで色々な方に教えてくださったことについて感謝を申し上げます。今はマンガという共通の文化で若い人たちが心を通い合わせるのは、本当にすばらしいことだと思います。」と語った。
その後、里中満智子氏は中国のファンに「天上の虹」の絵をプレゼントし、サインをした。
どうしてその衣装は中国風に感じるのかという中国の読者の質問を受けて、「「天上の虹」の舞台は日本の奈良です。飛鳥時代に日本は建築も政府のシステムも着るものも中国から取り入れていたのです。そのころ、日本はたくさん中国の影響を受けていました。その作品は持統天皇を主人公に描いているので、どうしても中国風の感じが出ます」と丁寧に説明し、「私はそのころの、大陸と交流していたころの歴史が好きで、中国の歴史や唐の時代の芸術にすごく興味があります」と唐の芸術に対する情熱についても語った。