中国の有人宇宙飛行船「神舟7号」の医療監視と医療保障を担当する梁叙ウ氏は北京で、「『神船7号』の着陸後、飛行士は重力に適応してから、飛行船の外に出ることができる」と話した。
28日、「神舟7号」宇宙飛行センターで行われた記者会見で、梁叙ウ氏は「宇宙空間では人間が無重量状態にあるので、着陸後飛行士は重力に適応する必要がある。飛行船の中で何度も立ったりと座ったりを繰り返さなければならない。この動作は自分の力で宇宙船の外に出るまで続ける必要がある。これにはおよそ20分から40分かかる」と説明した後、宇宙飛行士は宇宙で骨が柔らかくなりやすいので、船外に出たあと、握手したり抱きしめたりしてはならない」と指摘した。
「中国国際放送局 日本語部」より2008年9月28日