江西省の三清山管理委員会がこのほど発表したところによると、「神舟7号」で宇宙育種された絶滅に瀕する三清山の植物の種はすでに中山大学で運ばれた。生育後に、三清山植物園に移植されることになっている。
宇宙育種とは、宇宙空間の強い輻射、微小な重力、真空状態などの特殊な要素を利用して、植物の遺伝子を変異させて、生産性が高くて品質の優れた品種に育成する方法である。
三清山は世界自然遺産に登録され、植物品種が豊富である。そのうち、33種の植物は絶滅に瀕している。今回、25種200グラムの植物の種が「神舟7号」に搭載された。
「中国国際放送局 日本語部」より2008年10月7日