国連に駐在する中国の劉振民代表は、11日、「今開かれているコペンハーゲン会議は、気候変動問題に関する重要な会議で、国際社会で期待されている。中国政府は、この会議が積極的な成果を収めるよう望んでいる」と述べた。

これは、劉振民副代表が中国代表団の宿泊地で行われた記者会見で述べたものだ。劉振民代表は、「コペンハーゲン会議の目標は、『国連気候変動枠組み条約』や『京都議定書』の全面的、効果的、持続的で積極的な成果をより強化することである。会議の成果は、緩和、適応、技術の譲渡、資金援助などで鮮明で、具体的な措置が含まれるべきだ」と強調した。

劉副代表は、さらに「コペンハーゲン会議が成功を収める鍵は、『国連気候変動枠組み条約』や『京都議定書』の原則と基本枠を堅持するとともに、バリ・ロードマップが定めた明確な決まりや目標を遵守することだ」との見解を示した。

「中国国際放送局　日本語部」より　2009年12月13日