日本の節水教育の特徴について語るJICAの節水専門家の竹島さん(右から一番目)
中国での節水教育に取り組んできたJICAの節水専門家の竹島さんによると、日本の節水教育は、インタラクティブ性が強く、わかりやすいのが特徴だ。中日協力節水型社会構築モデルプロジェクトの教材制作を行う専門家と北京、鄭州、淄博の節水教育責任者は2010年4月、シンポジウムという形で中国の水資源の現状に適した教材を研究・開発した。教材には紙芝居が用いられ、内容は世界の水問題、中国の水問題、北京、鄭州、淄博の水問題、水と生存、水と生活の関係などが含まれている。また2010年5月には、北京で節水リーダー研修が行われ、水利部国際経済合作交流技術センターとJICAは、研修を受けた22人に節水リーダーの証書を授与した。