さらに次のように述べた。洋上風力発電は、未来の風力発電事業の方向を示すものだ。竜源電力は統一的に計画する原則、数期に分けて開発する原則、易しいものを先行させる原則、実験を先行させ、小規模なモデル事業を進め、大規模な開発を推進する構想に基づいて、洋上潮間帯風力発電所を突破口にして、洋上風力発電事業を近海、深海へと拡大していく。
中国は洋上風力資源に恵まれており、海面から50メートルの気象環境をみると、開発できる風力資源は2億キロワット(kW)にのぼる。中国の沿海は電力消費の多い地区に近く、送電網接続能力もかなり強い。そのため、洋上風力発電所の建設は、土地の占用と送電に関する問題を解決することができる。
策定中の通常エネルギーと再生可能エネルギーに関する第12次5カ年計画(2011~15年)によると、中国は2015年までに500万kWの洋上風力発電所を建設し、洋上風力発電技術を開発、整った産業チェーンを構築する計画で、中国の洋上風力発電事業は2015年以降、大規模開発の段階を迎える。
(新華網日本語=中国通信社) 2011年6月25日