国家海洋局:原油流出事故が1ヶ月たって報道された理由
6月4日、当日、事故の報告を受けていたにもかかわらず、国家海洋局が1ヵ月後になってやっとこの事故の公開に踏み切った理由を記者から追及され、これに対し、国家海洋局海洋環境保護司の王副司長はこのように応えた。原油流出が海洋生態系に与える影響は長いスパンでゆっくりと経過するもので、今回の事故に対しても長期継続的に評価をしていく。本日は初期の結論に過ぎず、今後、全面的な報告を行っていく。また新たな結果が得られれば、随時公開していく。
また、今回の原油流出事故を全体的な観測、監視によって、結論を出すことは、簡単にできるものではなく、さまざまな技術を駆使する必要もあり、またその技術で得られたデータを総合的に評価分析する必要があると述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年7月6日