中国国家減災委員会は9日、今年上半期の各種自然災害による被災者が延べ2億9000万人に上り、死者は449人、行方不明者は100人になったと発表した。
このほか、2553万ヘクタールの農作物が被害を受け、経済損失は合わせて1420億元(約1兆8000億円)になったということである。
また、今年上半期の自然災害の特徴としては、水害と干ばつが厳しいこと、地震が多い上台風の上陸地点が集中したこと、低温被害の範囲が広いこと、複数災害の発生が顕著なこと、都市災害が多いこと、などが挙げられている。
「中国国際放送局 日本語版」より 2011年7月10日