マスクを買い求める市民は最近増える一方で、淘宝網は北京市民に一日2万枚のマスクを売っている。しかし、どんなマスクを選べばよいのかとなると、マスクの使用者や使用目的によって入手すべきマスクも異なってくる。市医療器械検験所設備部の宋連友・副主任は「硬質素材のマスクは、粉塵が多く発生する鉱山区やセメント工場での使用に適しており、マスクの形は様々で、使用者に合ったタイプを選ぶ必要がある。浮遊状物質の吸入を防ぐためにマスクをつけるのなら、使い捨て医療用マスクが適している。
医療用マスクは主に、PM3(粒径3μm以下の浮遊状物質)以上の浮遊状物質の吸入を防ぐ効果はあるが、PM2.5以下のものに対する効果はやや薄れる。敏感な人は濃霧の日に医療用マスクを付けると良い」と話した。また、マスクの吸入防止効果には限りがあり、最大の効果は保温という。