宋副主任は、密着性もマスクの効果に影響を及ぼすと指摘した。検験所のマスク密着性能実験室には、硬質素材マスク、一般的な綿素材マスク、医療用マスク、ファッションタイプのマスクの4種類のマスクがある。実験時、作業スタッフはこれらのマスクを付け、ランニングマシン上で通常歩行、速歩、ランニング、ジョギングなどを行い、マスクの密着性をテストした。
このほか、検験所には、歯科材料実験室や注射器性能実験室など国際水準を満たす新しい実験室がいくつか誕生し、実験室の総数は100室以上となった。市薬品監督管理局の盧愛麗・副局長は「新しく設けられた国際先端レベルの医療機器専門実験室は、中国の医療器械検査が国際化へ一歩踏み出すことを後押しするものであり、北京市民による医療器械の安全な使用を保障する上で強力な助っ人となるだろう」とコメントした。
「人民網日本語版」2011年12月8日