中国代表団団長、国家発展改革委員会副主任の解振華氏は、会議の初めての発言の中で、開発途上国を代表し先進国に圧力をかけた。解氏は、「気候変動の対応で重要になるのは行動だ。先進国はリーダーシップを発揮し、2020年以降の排出削減、出資、技術協力の貢献を早急に示すべきだ」と述べた。
解氏は、「先進国は、2020年前の公約と議定書に基づく排出削減目標を25−40%引き上げ、2020年までに毎年1000億ドルの資金援助と技術協力を行うという約束を実現し、2015年の協定の順調な採択に向け相互信頼の基礎を築くべきだ」と強調した。
解氏は、「2015年の協定は公平の原則、共通するが国情に応じた責任の原則、各自の能力の原則を順守し、全面的かつバランスよく減速・適応・資金・技術協力・能力の建設・透明度などの要素を反映するべきだ」と指摘した。