テリヤキチキンバーガーの怪 中国進出日系企業

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発信時間: 2010-05-17 10:13:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ここでは、難しい議論を省きますが、この数十年だけの国際ビジネスをみますと、欧米諸国が欧米諸国特有の文化ととらえるのか、先進国・近代化国の文化ととらえるのかがキーポイントだとおもいます。日本企業はこの数十年で、欧米諸国特有の根底的文化(日本特有の文化と相対的に遠い)だから成功したのか、それとも、先進国・近代化国の文化だから成功したのかということです。

資料写真

もし、これまでの日本の国際ビジネスの成功が、欧米諸国特有の根底的文化(日本特有の文化と相対的に遠い)だから成功したのであれば、中国圏特有の根底的文化(日本特有の文化と相対的に近い)において成功するかは、極めて新しい挑戦ということになります。いわば、たとえ国際的企業だとしても、企業内に近似的文化における成功ノウハウ(Knowledge)が存在しない事になりますから、成功しない可能性も多いにあるわけです(決して、国際的企業だからといって日本資本のそうした大企業が中国圏市場で競争優位となりえない)。ただし、実は中国圏特有の根底文化は日本特有の文化と相対的に「遠い」と想定するならば、この結果とは逆になるでしょう(例:アメリカも中国も同様に大陸的である)。

一方で、これまでの日本の国際ビジネスの成功が、先進国・近代化国の文化だから、欧米諸国で成功したのであれば、中国圏の新興国もまた、先進国・近代化国へと向かっていく中でこれまでの成功ノウハウをそのまま転用できる可能性が高いと言えます。

ちょいと、ややこしくなってしまいましたので、最後に簡単にまとめておきましょうか。この数十年欧米市場で成功を収めてきた日系企業が、今後中国圏アジア市場で成功する「ひとつ」の要因として、下記のケースにまとめられるでしょうか。

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