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商務部の王副主任「円高を放任することはない」
発信時間: 2009-12-08 | チャイナネット

商務部国際貿易経済協力研究院アジア・アフリカ研究部副主任・王濼氏

円が上昇し続けるのを日本政府が放任することはあり得ないが、一定程度の上昇は容認するだろう。円高は実際、数カ月前から始まっていたが、日銀は明確な姿勢を示さず、円が一定水準を保持することを期待している、と説明してきた。これは2つのシグナルを発したことを意味する。第1は、対外向けシグナルで、日本経済の崩壊はそれほど深刻でないことを示すものだ。第2は、対内向けシグナルで、国内企業に圧力をかけることで、輸出主導から内需主導への転換を促し、経済構造改革を促進するというものだ。だが、円高がここまで進むとは日銀は予想していなかった。円上昇の勢いはまだ続くだろう。

「北京週報日本語版」より 2009年12月8日

 

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