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まほらまの南京生活⑪宣戦布告なき交通戦争
発信時間: 2010-02-21 | チャイナネット
南京大学日本語学部専家・斎藤文男


中国で昨年1年間、自動車の生産、販売がともに1000万台を突破して世界一になった。自動車王国である米国のメーカーが破綻し、日本の車の売れ行きが伸び悩むのとは対照的な世界一である。この数字は、自転車王国だった中国がモータリゼーションの時代を迎えたことを物語っている。一方で、中国で年間の交通死者は2003年に10万人を超えた。2008年には7万人台と4年続けて10万人以下の死者となっているが、車の増加とともに交通死者が急増することは、40年前の日本で実証済である。その日本では、昨年1年間の交通死者が57年前の4000人台に減少した。対照的に中国では、交通死者の増加が憂慮され、“宣戦布告なき交通戦争”前夜を迎えているようだ。まほらまの南京生活も、はらはら、どきどきの毎日で、日本の交通死者撲滅作戦を参考に、中国で交通戦争への臨戦態勢が今すぐにも必要に思う。

写真1、次々に高速道路が建設され、交通事情はますます厳しくなってくる(南京市江寧地区で)

写真2、道路両側に駐停車し、歩行者や自転車は道路中央を通行するしかない(南京市内で)

写真3、「道路両側に駐停車厳禁」の標識はあるが……(南京市内で)  P09年5月交通標識

写真4、右側に並び、左側は通行用、と標識はあるが、守る人はほとんどいない(南京市の地下鉄入口で)  

写真5、新車の販売が世界一となり、中国はモータリゼーションの時代を迎え、交通戦争が憂慮される(南京市内で自家用車の展示販売 

写真6、人も車も信号や交通標識に従って整然と通行する=日本のJR新宿駅付近の道路

 

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