日本の岡田克也外相は27日、中国政府の多大な努力によって「日本向け輸出ギョーザ中毒事件」が解決へ一歩踏み出したと指摘し、中国政府の努力に感謝の意を表した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
共同通信によると、鳩山由紀夫首相も同日、事件解決に向けた中国側の努力を評価し、「事件の真相究明がさらに進み、日中関係がさらに発展することを期待する」と表明した。
08年初めに河北省石家荘市の天洋食品が日本に輸出したギョーザによる中毒事件が発生して以来、中国政府は事件を非常に重視。2年間のたゆまぬ努力によって、このほど事件が毒物投与事件であることを解明し、中国警察が呂月庭容疑者を逮捕した。
「人民網日本語版」2010年3月29日