7月7日の七夕のこの日は、「織り姫」と「彦星」が一年に一度だけ出会う事のできる日である。日本のカルピスのホームページは7月7日に生まれた人を対象にして「織り姫と彦星の仕事は何か」等の七夕と関係のある調査を行なっている。七夕は多くの人に知られているのだが、「彦星は漁師だろう」「織り姫は巫女ではないのか」等の興味ある回答が寄せられている。以下にその詳細を紹介したい。
◆七夕は日本だけのものか: 本当は七夕の発祥地は中国
「七夕は日本だけにあるのか」の質問には、なんと六割(57.1%)の人が「その通り」と答えている。中国の伝説では陰暦の7月7日の夜、天の牽牛星と織姫星が互いに出会う。女性たちは自分の織物の技能が更に向上する事を祈るので、「乞巧節」とも呼ばれる。最近は七夕も「中国式バレンタインデー」とも呼ばれ。恋人たちは2月14日のその日と同じく、一緒に食事や映画、お互いの贈り物を楽しむ。
◆なんと八割の人が織り姫と彦星は「恋人」関係だと見ている?!
七夕の伝説については22.9%の人が「よく知っている」と回答、大部分の人(67%)が「だいたい知っている」と答え、九割近くの人が七夕の伝説を知っているとしているが、「知っている」と回答したうちの八割近く(77.1%)が彦星と織り姫は「恋人同士」だとしている。更に1.4%は「兄妹もしくは姉弟」とし、0.1%(1人)は「友人」であると答えた。残った0.2%中、「皇女と従者」とした人もいた。調査した中の五分の一(21%)の人のみが「夫婦」の関係という正しい回答をした。
◆織り姫と彦星の仕事は何か: なんと「巫女」と「漁師」という答えも?!
同様に、七夕伝説を知っていると答えた人に「織り姫と彦星の仕事は何か」と訊いたところ、半数を超える人(54.9%)の人が織り姫の仕事は「機織り(はたおり)」と答え、更に14.7%が織り姫は「巫女」である、12.5%が「舞姫」、4.7%が「歌姫」、残りの3.3%が「和歌読み人」と答えた。
彦星の仕事については、約三分の一の人(64.7%)が「牛飼い」と回答し、織姫に比較して正答率が9.8%多い。但し、「農民」(9.8%)や「神主」(7.2%)、漁師(7.2%)
等の間違った答えや、一割に近い(8.5%)残りの人の全くわからないという回答があった。(日本新華僑報ネットより抜粋)
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年7月12日