7月1日から日本への個人観光ビザの発給条件が緩和され、天津市に住む年収10万元の市民も個人観光ビザを申請できるようになったが、天津市の多くの旅行社によると、価格が高いために日本への個人観光を申し込んだ市民はごくわずかだという。
海外の観光業務を行う天津市の数社の旅行会社の責任者によると、ビザ発給の条件である年収の額は25万元から10万元に引き下げられたが、まだ始まったばかりで、認知されるにはまだプロセスが必要だということもあり、問い合わせや申し込みに来る市民はまだ少ないようだ。また個人観光の価格が高いこともその原因の一つで、高い宿泊費や航空券、その上に飲食や観光地の入場料を合わせると、個人観光にかかる費用は団体旅行より20%から40%も高いという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年7月12日