中日経済ハイレベル対話 北京でブリーフィング

中日経済ハイレベル対話 北京でブリーフィング。

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発信時間: 2010-08-30 14:46:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本外務省の佐藤悟報道官は28日、岡田克也外務大臣が出席した第3回中日経済ハイレベル対話に関してメディアブリーフィングを開催した。

佐藤報道官は同日行われた対話で中日双方の代表が提起した議題を紹介し、日本側が中国に提起したレアアース(希土類)の輸出制限問題、6カ国協議の問題、労資問題、中日の東海における石油・天然ガスの開発問題について、記者の質問に答えた。佐藤報道官によると、日本の岡田外相は今回の対話について、率直で、よいムードの、建設的、かつ深いレベルの対話であり、中日の交流や経済協力の促進に重要な意義があると評価したという。

佐藤報道官によると、今回の対話の主要な議題は「当面のグローバル経済の復興、中日は復興にどのような態勢で応じるか」「中日両国の互恵と共同利益に基づく協力関係の促進」「世界と地域における中日間協力」の3点だった。現在、中国両国の国内総生産(GDP)を合わせると世界全体の17%を占め、両国はともに世界経済の成長の中心であるアジアに位置する。両国経済の安定的発展は世界経済にとり極めて重要な役割を果たす。また中日両国は対話の中で、グローバル経済への対応や国内経済への発展でそれぞれが採用する政策を紹介した。日本側は新たに制定された新成長戦略や財政管理の戦略を紹介し、強い政治的意図に基づいて新政策の実施を保証した。中国側は今後も引き続き内需を拡大し、経済・金融ツールを運用して経済の構造調整を進めるとした。双方は協力の一層の強化と世界経済の復興への貢献で一致した。

対話終了後、国務院の王岐山副総理と岡田外相はそろって記者会見に臨み、今回の対話は大変な成功を収め、双方の戦略的で相互利益に基づく協力の促進に重要な意味をもつとの見方を示した。また2011年に東京で行われる予定の第4回対話に対する強い自信を表明した。

「人民網日本語版」2010年8月30日

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