1、輸送:臨時保管庫から化学兵器を取り出す(注:この作業のみ中国側が実施。他の段階は全て日本側が実施する)
2、開封:化学兵器の密封を解く
3、爆破:化学兵器を爆破処理容器内に自動搬入し爆破。化学成分は全て放出される。
4、膨張:爆破により生じた大量の気体が膨張腔内に入る。
5、無害化:気体は高温排気装置内で無害化される。気体に含まれる有毒成分は他の化学物質で中和される。
6、濾過:基本的に無害化された気体は低温排気装置に入り、活性炭を利用して不純物を除去される。
7、排出:濾過後の気体は大気中に排出される。
8、事後処理:廃棄過程で生じた砲弾の破片、廃液は吉林省ハルバ嶺へ輸送し、大型設備で処理される。
「人民網日本語版」2010年9月3日