中国宋慶齢基金会の主催による「孫文、宋慶齢と梅屋庄吉展」が3日、北京にある宋慶齢の旧宅で始まり、福田康夫元首相や谷野作太郎元駐中国大使、在中国日本国大使館の山田重夫公使、アジア平和貢献センターの西原春夫理事長、梅屋庄吉のひ孫にあたる小阪文乃さん、胡啓立基金会主任がオープニングのテープカットを行った。
オープニングのテープカットをする福田康夫元首相
「孫文、宋慶齢と梅屋庄吉展」
福田康夫元首相はあいさつの中で「上海万博会場で先日、『孫文と梅屋庄吉展』を見る機会がありました。日本に亡命中の孫文と梅屋庄吉の間に芽生えた友情が、ここ北京の由緒ある宋慶齢故居記念館庭園でも紹介されるなど、中国国内でも地域的な広がりを持って、孫文と梅屋庄吉の交流の歴史が次世代の若者に受け継がれていくことは大変素晴らしいことだと思います」と述べた。