日本メディアの「中国が北極資源を狙っている」は全くの憶測

日本メディアの「中国が北極資源を狙っている」は全くの憶測。 中国国家海洋局の関係責任者は6日、中国が北極資源の開発に向け準備を進めているという日本メディアの報道を「全くの事実無根の主観的な憶測」と一蹴した。日本『読売新聞』は4日、中国は北極の開発に向け着々と準備を進めており、今回の科学観測と並行して資源探査も行った模様だと伝えた…

タグ: 日本メディア 中国 北極資源 憶測

発信時間: 2010-09-07 10:43:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

北緯83度の位置で作業する観測船「雪竜号」(8月23日撮影)

王勇氏は、「中国の北極科学観測の目標設定、実施過程、国際協力などはすべて公開されている。中国は4回の北極科学観測で約10人の科学者を国外から招き、第1回と第3回では日本の科学者も招いた」と話す。

また、「中国が北極に探査基地を建設するというのは何の根拠もない報道」と一蹴。中国唯一の北極圏の科学観測基地「黄河ステーション」は2004年に建てられ、ノルウェーのスピッツバーゲン島に位置する。「そこはノルウェーの自然保護地帯で、観測員の作業に厳しい制限がある。中国の科学観測隊員は基地内かその周辺でしか作業できず、基地から離れて資源探査を行うことはない」と、王勇氏は述べる。

そのほか、島には日本、韓国、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、インド、ノルウェーの観測ステーションがある。日本など一部の非北極圏の国は中国より早く基地を建設しており、設備も先進的である。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年9月7日

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