海南省の住民が日本に旅行へ出かける際に必要な団体ビザの申請を、13日から旅行会社が代行できるようになった。海南省の住民はビザの手続きがさらに便利になる。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
海南省には日本領事館が指定する査証(ビザ)代行会社がないため、これまで住民は北京市か広東省のビザ代行会社に委託してビザを申請する必要があった。今年8月1日、海南省がビザの申請において広州の日本領事館の管轄下に入ったのを機に、同領事館へ申請、検査を経て、海南豪陽国際旅行社が海南初の日本観光ビザの申請を代行する指定旅行社となった。
今後、海南省の住民はビザの申請条件について直接専門のスタッフに確認できる上、ビザ申請に必要な書類を海南省で一度に揃えることができ、時間の節約になり、費用も他省の代行会社に依頼するより15%安くなる。
「人民網日本語版」2010年9月14日