日中友好協会創立60周年記念式典(主催:中国人民対外友好協会、中日友好協会、日中友好協会)が15日夜、北京の人民大会堂で開かれた。日中友好協会の井出正一副会長(元厚生大臣)、平山美知子名誉顧問のほか、日本各地の日中友好協会会長や日中友好活動家1200人余りが駆けつけた。
中日友好協会の宋健会長は式辞で日中友好協会創立60周年を祝福。中日友好事業に長年尽力してきた日本各界の人々に心からの感謝の意を表明した。
宋会長は中日友好関係の発展に向けた日中友好協会の過去60年来の貢献を高く評価。「中日の善隣友好協力関係の発展は両国民の根本的利益に合致するのみならず、アジアと世界の平和・安定・繁栄にも寄与する。国交正常化後の38年間、両国関係には波風や曲折もあったが、全体として長足の発展を遂げ、両国および両国民に確かな利益をもたらしてきた」と述べた。
井出副会長は式辞で「日中友好協会は創立60周年を契機に、初志を忘れず、一致団結し、日中両国の相互理解と国民感情を深めるために、各分野で友好交流活動を積極的に展開し、両国の友好事業の一層の発展に一層の貢献を果たすべく努力していく」と表明した。
宋会長は中日関係発展への日中友好協会の長年の貢献を表彰するため、同協会の代表60人に「中日友好貢献賞」を授与した。
「人民網日本語版」2010年10月18日