製造業や物流業の現場では、在庫管理や従業員管理における問題、不良品や作業ミスなどに関する問題が頻発する。そんな現場からの悩みに耳を傾け、IT技術などを取り入れることで一つ一つ解決していくことが、株式会社a-Solhttp://china.a-solsh.com/index.htmlの仕事だ。a-Solの門脇総経理に、現場カイゼンのお仕事などについてお話を伺った。
16歳のときにブラジルへ留学されたそうですが、留学のきっかけは何ですか?
たまたま16歳の時に短期交換留学でブラジルにいける機会があり、参加しました。そのときに受けた衝撃は計り知れず、日本ではないどこかで自分は呼ばれている気がしました。その後19歳の時にアメリカ・サンフランシスコのウニ工場で働ける機会を得て海外で働くという明確な目標ができました。
その後、日本の製造業企業に入社し、21歳という若さでマレーシア工場に駐在されました。そこでの業務経験は、現在どういった意味で役立っていますか?
まず、入社間もない、経験もない若い人間を海外に駐在させてもらえる、という大きな育成の気持ちを持っていた会社に大変感謝しています。21歳で海外駐在開始できるチャンスを得られた事が後々大きな経験になっています。
独立の地として上海を選んだわけは?
2003年当時、今後大きな発展が期待できる土地であり、長期間において大きな成長が見込める市場であると思ったからです。
御社の業務内容について、簡単にご紹介いただけますか?
中国の生産現場、物流現場で困っている事をIT技術や、トヨタ生産方式を活用し、解決することを生業としています。
特に在庫管理業務カイゼンのためのシステムや作業ミスを防止するシステム、生産履歴収集システムなどの構築を得意とし、創業から7年で約200社を超える中国の生産現場、物流の現場にシステムを導入しました。