トヨタ生産方式というのは、具体的にどのようなやり方なのですか?
不具合、不都合、問題を容易に発見できる仕組みであり、それを容易に継続的に解決、カイゼンできる。また、解決、カイゼン人材を継続的に育てる仕組みです。
中国国内の生産工場、物流拠点において、抱えている問題解決方法に関して、我々はシステムというひとつのやり方しか知りませんでした。しかし、すべての会社が唯一の道具である「システム」で解決できるとは限りませんでした。
本当にお客様の問題を解決ができる方法は何か?を考えたときに、トヨタ生産方式(TPS)を導入する事が最も多くの問題を解決できる仕組みであると考えました。トヨタ生産方式(TPS)導入後にその仕組みを定着化、効率化させ、よりいっそう効果を出すために我々が開発し得意とする「現場カイゼンシステム」の導入があります。
金融危機が始まって以来、仕事の依頼内容や量に変化はありましたか?
当然減りましたね。ただ、今年に入り省人化、省力化を進める企業が増え、現場カイゼンを進めなければならない会社様からの問い合わせが急増しています。毎月限定3社で「生産現場、物流現場 無料現場診断&処方箋進呈!!」キャンペーンを行っているのですが、募集と共にすぐに埋まってしまいますね。
これは、当研究会のカイゼニスト(現場カイゼンを指導する役目)と現場カイゼンコーチ(お客様と一緒にカイゼンを進める役目)が問題を抱えている現場に無料訪問し、現場を見せて頂きます。その上で抱えている問題点の病巣を指摘し、そのカイゼン案を処方箋としてお渡ししています。いうなれば、現場の移動問診ですね。中には、即「入院」される方もいますし、継続「治療」を必要とする方もいます。
勤務風景です。
仕事をしていて、やりがいを感じる時を教えてください。
お客さんからは感謝されるときですね。たすかったよ。ありがとう。などなど。
従業員からは、この会社で働く事で出来てよかった等々言われた時ですね。