「安心して長く働ける」、「家族が安心する」、「定年退職後にもらえる保障が多い」など、人々が公務員を選ぶ理由は様々だ。財務省、経済産業省、警察庁、外務省、総務省などの5大官庁が人気の的となっている。国家公務員の人事管理を行なう日本の人事院が発表したデーターによると、今年、国家公務員試験に応募した大学生の数は10万人を超えた。2009年は8万6000人、2008年は7万8000人だったので、年々増えているのだ。
人事院公務員研修所の庄司隆一副所長はこのように述べた。「不景気の影響を受けて、公務員試験の応募者は確かに増えた。しかし、日本政府は出費を抑えるために年々公務員の数を減らしている。」確かに、民主党は公務員の給料を20%カットする事を提言しているようだ。また、公務員の仕事が平坦で味気ないものだと考える学生はまだ多く、企業の人気も依然として高いままである事は確かだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年12月2日