高付加価値化を推進
米国の統計によれば、09年、中国のレアアース生産量は世界の97%を占めた。一方、米国のレアアース埋蔵量は世界の13%を占めるが、生産量はゼロ、ロシアの埋蔵量は世界の19%を占めるが、生産量は国内の需要を満たすだけであった。
レアアース採掘大手の包鋼稀土の張忠総経理は、「産業の集中度をいかに高めるか、企業の発展や資源及び環境の保護をいかに推進するかなどを含め、中国政府はレアアース産業の発展のためにさまざまな策を講じている。あるデータによると、2015年までに国内のレアアース分離加工企業を現在の100社余から20社に減らす計画で、高付加価値加工技術の急速な発展が期待できる」と語る。(文=彭国華)
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年12月30日