日本政府は2011年4月から南鳥島沖での海底資源調査に乗り出す。レアメタル(希少金属)を豊富に含む巨大な鉱床を調査し、「排他的経済水域」の資源開発で「先手」を打つのがねらい。日本のメディアは7日、日本政府は深海採鉱システムを開発し、深海ロボットを運用して日本周辺海域の海底資源を調査すると報じた。
日本の経済産業省資源エネルギー庁の委託でJOGMEC(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)が採鉱システムを開発する。調査は、大量の金銀やレアメタルの埋蔵が期待されている沖縄伊是名海穴と伊豆・小笠原諸島沖の海丘の海底熱水鉱床を対象としている。
新型の深海採鉱ロボットは海底2000メートルの深さまで潜れ、大型掘削機やスクリューを装備し、船からの遠隔操作で作業する。船を含めたシステム全体の開発費は200億~300億円になる見込み。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月19日