韓国紙「朝鮮日報」は18日、日本が7000億円を投資して国際宇宙ステーション(ISS)に建設した日本の宇宙実験棟「きぼう」が韓国などアジア各国に無料で開放されると伝えた。
日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)は今年韓国宇宙航空研究院(KARI)と4分野の研究計画について確定し、2013年に韓国の実験機材を日本の宇宙実験棟に送る予定だ。これらの実験機材は韓日両国が共同で利用する。
国際宇宙ステーションは、米国や日本など15カ国が共同で投資して建設した施設で、そこにはバス1台ほどの大きさの日本の実験棟がある。日本はこのほかにマレーシア、インドネシア、タイ、ベトナムなどとの植物の共同研究も決めており、今月20日に鹿児島から打ち上げられる日本の輸送機HTV-2号機でこれらの国が提供した唐辛子やトマトなどの植物の種を実験棟まで送り、品種改良の実験を行う。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月19日